東京スキャナー (TOKYO SCANNER)
「東京スキャナー」という短い映像作品(DVD)をみたことがあります。
東京上空からを地物をあらゆる角度で撮影したものです。
ウイキペディアさん情報によると
2003年、六本木ヒルズのオープニングイベント「世界都市展」で公開された作品。
ほぼ全編がハイビジョンによる東京の空撮からなる短編映画である。
だそうです。
これはなかなか衝撃的でした。
なんというか、うまく言葉にはできないのですが、「東京」という都市が気持ち悪く見えてしまったんですよね。
よくぞこれだけ造りあげたなっていう気持ち悪さ。
でも、実際には「東京」にもたくさんの人が住んでいる。
こんなふうに見せられたらあまり住みたくなくなる映像でした。
こんなふうに書いてますがふつうにペリコプターから東京のビル群だとかお台場だとか井の頭公園のカップルだとか神宮球場だとかを撮影している映像ですよ。
ただ、何かしらのコンセプトはあるはず。
ある先生は「テロリスト」の目線だと解説していました。
なるほど。
私は東京のビル群が「墓石」のように作為的に見せているのではないかとおもいましたね。
東京はもう墓場なのか?なんて考えてみたり。
いずれにしても、この映像で「東京」の見方が、もっと極端に言うなら「都市」の見方が変わりました。
見る価値はあるとおもいます!
(写真は六本木ヒルズの最上階から新宿方面を撮影したもの。)